目の下のクマの原因と見分け方。
4種類のセルフチェックと毎日の目元ケアを解説
2026年10月19日 更新
鏡を見たとき、目の下のクマが気になって「なんだか疲れて見えるかも」と感じたことはありませんか。しっかり眠ったはずの日でもクマが目立っていると、どうケアすればよいのか迷ってしまいますよね。
実は、目の下のクマは寝不足だけが原因とは限りません。クマには青クマ・茶クマ・黒クマ・赤クマといった種類があり、それぞれ目立つ理由も、心がけたいケアも異なるといわれています。だからこそ、まずは自分のクマがどのタイプなのかを知ることが、目元ケアの第一歩になります。
この記事では、目の下のクマの種類と原因、鏡の前でできるセルフチェックの方法、そして毎日のスキンケアで目元のうるおいとハリを守るポイントまで、わかりやすく解説します。今日からできることを、一緒に見つけていきましょう。
目の下のクマとは?疲れて見える目元の正体
目の下のクマとは、目の下が青っぽく、茶色っぽく、あるいは黒っぽく見える状態のことをいいます。クマがあると、実際には元気なのに「疲れているの?」と聞かれたり、実年齢より上に見られたりと、顔全体の印象を左右しやすいのが悩ましいところです。
目の下の皮膚は、顔のほかの部位に比べてとても薄いといわれています。そのため、皮膚の下にある血管や筋肉の色が透けて見えやすく、ちょっとした変化が色味として表れやすい部分です。また、皮脂腺が少なくうるおいを保ちにくいうえ、まばたきなどで一日に何度も動くため、乾燥や摩擦によるダメージも受けやすいとされています。
「クマ=寝不足」と思われがちですが、実はそれだけが理由ではありません。紫外線や摩擦による色素沈着、年齢とともにハリが低下することで生まれる影など、クマが目立つ背景はさまざまです。クマの見え方は、皮膚そのものや透けて見える組織による「色味」と、目の下のふくらみやくぼみがつくる「影」の大きく2つに分けられ、どちらが関係しているかによって心がけたいケアも変わってきます。
なお、目元の悩みには、クマのほかに「くすみ」や「たるみ」もあります。くすみは、乾燥や古い角質などによって肌の透明感が失われ、暗く見える状態を指すことが多いものです。一方、たるみは、ハリの低下などによって皮膚がゆるみ、目の下にふくらみが出る状態をいいます。クマはこれらと重なって現れることもあり、たとえば、たるみによるふくらみが影をつくると黒クマとして見えることがあります。どれか一つと決めつけず、「色味なのか、影なのか」という視点で観察すると、自分の目元の状態を整理しやすくなります。
肌のくすみについて詳しくはこちらの記事もご覧ください
目の下のたるみの原因について詳しくはこちらの記事もご覧ください
目の下のクマは4種類に分けられる
ひと口に「クマ」といっても、見え方や目立つ背景はさまざまです。ここでは、目の下のクマを青クマ・茶クマ・黒クマ・赤クマの4種類と、それらが重なる複合型に分けて、それぞれの特徴を紹介します。
青クマ:皮膚から透けて青っぽく見えるタイプ
青クマは、目元のめぐりが滞り、皮膚の下にある血管が透けて青黒く見える状態です。睡眠不足や長時間のスマートフォン・パソコン使用、冷えなどが重なると目立ちやすいといわれています。目元の皮膚が薄い方や色白の方に目立ちやすく、日によって濃さが変わりやすいのも特徴のひとつです。
茶クマ:色素沈着で茶色く見えるタイプ
茶クマは、摩擦や紫外線などの影響で色素沈着が起こり、目の下が茶色くくすんで見える状態です。目をこする癖がある方や、クレンジングで目元を強くこすってしまいがちな方に多い傾向があります。皮膚そのものに色がついて見える状態のため、青クマに比べて日による濃さの変化は少ないとされています。
黒クマ:影によって黒っぽく見えるタイプ
黒クマは、目の下のふくらみやくぼみによって影ができ、黒っぽく見える状態です。年齢とともにハリが低下することとの関わりが深いといわれていますが、骨格や目の下の脂肪のつき方によっては、若い世代でも見られることがあります。光の当たり方によって濃さが変わりやすいのが特徴です。
赤クマ:筋肉が透けて赤みを帯びて見えるタイプ
赤クマは、目の下にある眼輪筋(がんりんきん)という筋肉が皮膚から透けて、赤みを帯びて見える状態です。目の下のふくらみとともに現れることが多く、黒クマと同時に見られるケースも少なくありません。目元の皮膚が薄い方に見られやすい傾向があります。
複合型:複数のタイプが重なって見えるタイプ
実際には、クマが一つのタイプだけで現れるよりも、複数のタイプが重なって現れるケースが多いといわれています。たとえば「青クマと茶クマ」「黒クマと赤クマ」のように、色味と影が混ざって見えることもあります。自分のクマにどのタイプの要素が含まれているかは、次のセルフチェックで確かめてみましょう。
自分の目の下のクマを見分けるセルフチェック
クマのタイプによって、心がけたいケアの方向性は変わってきます。まずは鏡の前で、自分のクマがどのタイプに近いのかを確かめてみましょう。ここで紹介する方法はあくまで目安ですが、自分の目元を知るきっかけとして役立ちます。
STEP形式で見る目の下のクマの見分け方
セルフチェックは、メイクを落とした素肌の状態で、明るい場所に鏡を用意して行います。目元の皮膚はとても薄くデリケートなため、触れるときは指の腹でごく軽く、何度も繰り返さないように意識してください。
STEP1:正面から色の見え方を確認する
まずは鏡を正面から見て、クマの色を確認します。青みが強いのか、茶色くくすんで見えるのか、黒っぽい影のように見えるのか、あるいは赤みを帯びているのかで、おおよその見当をつけることができます。
STEP2:下まぶたを軽く横に引っ張る
目尻側に指を添え、下まぶたをほんの少しだけ横に引っ張ります。このとき色が薄くなれば、皮膚の下の血管が透けている青クマの可能性があります。一方、色が皮膚と一緒に動き、薄くなりにくい場合は、皮膚そのものに色がついている茶クマの可能性があります。
STEP3:上を向いて鏡を見る
顔を天井に向け、鏡を顔の前にかざすようにして目元を確認します。影が薄くなれば、目の下のふくらみやくぼみによる黒クマの可能性があります。あわせて、目の下にふくらみがあるか、そのふくらみの部分に赤みが見えるかも確認してみてください。ふくらみのあたりが赤っぽく見える場合は、赤クマの可能性があります。
STEP4:日による変化を見る
数日間、同じ条件で目元を観察してみます。睡眠や疲れの具合によって濃さが変わりやすい場合は青クマの傾向が、日によってあまり変化しない場合は茶クマや黒クマの傾向が考えられます。
チェック結果から見るクマの種類の早見表
STEP1〜4の結果を、以下の表で照らし合わせてみましょう。
判定のポイントは、「引っ張ると薄くなるか」と「上を向くと薄くなるか」の2つです。この2点を軸に整理すると、青クマ・茶クマ・黒クマの見当がつけやすくなります。
複合型かどうかの確かめ方
早見表の複数のタイプに当てはまる場合は、複合型の可能性があります。たとえば、下まぶたを引っ張ると一部は薄くなるものの茶色っぽさが残る場合は「青クマと茶クマ」、上を向くと影は薄くなるものの赤みが残る場合は「黒クマと赤クマ」が重なっていることが考えられます。
複合型の場合は、すべてのタイプを同じように気にするよりも、どのタイプの要素がいちばん強く出ているかに注目すると、ケアの優先順位を考えやすくなります。
クマを見分けるときの観察のコツ
クマの見え方は、鏡の角度や照明によって大きく変わります。より正確に見分けるために、次の点を意識してみてください。
- 毎回同じ場所・同じ時間帯・同じ角度で観察する
- 自然光が入る窓辺や、明るい照明の下で確認する
- 正面だけでなく、斜めからも見て色味や影を確かめる
- スマートフォンで写真を撮っておくと、日ごとの変化を比べやすい
なお、セルフチェックの結果はあくまで目安です。照明や角度によって見え方が変わるうえ、複数のタイプが混ざっていることも多いため、自己判断が難しい場合もあります。「このタイプに違いない」と決めつけず、自分の目元の傾向を知る手がかりとして活用してください。
目の下のクマができる主な原因
目の下のクマができる背景には、生まれ持った体質的な要因と、日々の習慣の積み重ねの両方が関係しているといわれています。ここでは、クマが目立ちやすくなる主な原因を整理していきます。
寝不足はクマの原因のきっかけの一つに過ぎない
目の下のクマといえば、寝不足を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。たしかに睡眠不足が続くと目元のめぐりが滞りやすくなり、青クマが目立つきっかけになります。
ただ、寝不足はあくまでクマのきっかけの一つです。しっかり眠っているのにクマが目立つ場合は、睡眠以外の要因が重なっている可能性があります。
たとえば、摩擦や紫外線によって起こる色素沈着は、一晩眠ったからといってすぐに目立たなくなるものではありません。また、年齢とともに目元のハリを支える力が低下すると、目の下にふくらみやくぼみが生まれ、影となって黒っぽく見えることがあります。目元は皮膚が薄くうるおいを保ちにくいため、乾燥によってくすんだ印象になりやすい点も見逃せません。
さらに、生まれつき目元の皮膚が薄い、骨格の影響で目の下に影ができやすい、目の下の脂肪のつき方によってふくらみが出やすいなど、体質的な要因が関係しているケースもあります。「子どもの頃からクマがある」という方は、こうした体質的な要因が影響している可能性があります。
クマが目立ちやすくなる習慣のチェックリスト
日々の何気ない習慣が、クマを目立ちやすくしていることもあります。次の項目のうち、当てはまるものがないか確認してみてください。
□ 寝る直前までスマートフォンを見ていることが多い
□ パソコンやスマートフォンを長時間使う日が続いている
□ 手足や体が冷えやすい
□ ストレスや疲れを感じることが多い
□ 目がかゆいとき、ついこすってしまう
□ クレンジングや洗顔のとき、目元もゴシゴシ洗いがち
□ メイクを落とさずに寝てしまうことがある
□ 日焼け止めを目のまわりまで塗っていない
□ 紫外線対策は夏だけという意識がある
□ 目元の保湿を特に意識していない
上の4項目は、目元のめぐりの滞りにつながりやすい習慣です。睡眠不足や目の使いすぎ、冷え、ストレスが重なると、青クマが目立ちやすくなるといわれています。
5〜7項目めは、目元への摩擦にかかわる習慣です。目元の皮膚は薄くデリケートなため、無意識にこする・強く洗うといった小さな刺激の積み重ねが、色素沈着による茶クマの一因になることがあります。
8〜9項目めは、紫外線にかかわる習慣です。紫外線は季節を問わず一年中降り注いでおり、色素沈着の要因の一つとされています。目元は日焼け止めを塗り残しやすく、紫外線対策が行き届きにくい部位でもあります。
最後の項目は、乾燥にかかわる習慣です。目元のうるおいが不足すると、くすんだ印象になったり、ハリが感じられにくくなったりすることがあります。
当てはまる項目が多かった方も、心配しすぎる必要はありません。習慣は、気づいたところから少しずつ見直していくことができます。
紫外線対策の基本について詳しくはこちらの記事もご覧ください
乾燥肌の原因について詳しくはこちらの記事もご覧ください
種類別に見る目の下のクマの対策の考え方
目の下のクマは、タイプによって目立つ背景が異なるため、優先したい対策の方向性も変わってきます。セルフチェックで見当をつけた自分のタイプをもとに、日々のケアで意識したいポイントを確認してみましょう。
青クマの対策
青クマが気になる方は、目元のめぐりを意識した生活習慣を心がけることが大切です。就寝前に蒸しタオルなどで目元をじんわりあたためてリラックスする、湯船につかって体を冷やさないようにする、睡眠のリズムを整えるといった習慣を意識してみてください。パソコンやスマートフォンを使う合間に、目を閉じて休める時間をつくることもポイントです。
茶クマの対策
茶クマが気になる方は、目元への摩擦を減らすことを最優先に考えます。クレンジングや洗顔では目元をこすらないよう心がけ、あわせて季節を問わず一年を通じた紫外線対策を続けることを意識してください。
黒クマの対策
黒クマが気になる方は、目元のうるおいを保ち、ハリのある印象を目指す保湿ケアを心がけます。あわせて、目元を強くこすったり引っ張ったりしないなど、負担をかけない習慣を組み合わせることを意識してみてください。
赤クマの対策
赤クマが気になる方は、目元への刺激をできるだけ避け、やさしく保湿することを心がけます。強い圧をかけるお手入れは控え、目を使いすぎた日は意識して休ませるようにしてください。
複合型の対策
複合型の方は、まずどのタイプにも共通する土台のケアから始めることをおすすめします。摩擦を減らす、保湿を整える、紫外線対策を続けるといった基本を押さえたうえで、いちばん強く出ているタイプの対策を意識すると取り組みやすくなります。
なお、目元のケアとして、指でマッサージをしたりツボを押したりする方法が紹介されることもあります。しかし、目元の皮膚はとても薄くデリケートなため、指で圧をかけたりこすったりすることが、かえって負担になる場合があります。どのタイプの場合も、こすらない・引っ張らないことを基本とし、物理的なお手入れを取り入れたいときは、肌にあてて使う美容器を活用するのも一つの方法です。
種類別のセルフケアの具体的な手順については、以下の記事で詳しく解説しています。自分のタイプに合わせたケアをもう一歩深く知りたい方は、あわせてご覧ください。
目元のうるおいとハリを守る毎日のスキンケア
クマのタイプを問わず大切なのが、毎日のスキンケアで目元をいたわることです。ここでは、クレンジングから紫外線対策まで、目元のケアで押さえておきたいポイントを順番に紹介します。どのステップでも共通するのは、目元の薄い皮膚をこすらない・強い圧をかけないことです。
目元をこすらないクレンジングの方法
クレンジングは、メイクや皮脂を落とすためのステップです。目元は指の腹を使い、クレンジング料をやさしくなじませるようにして、こすらずに落とすことを意識してください。落ちにくいアイメイクは、クレンジング料を含ませたコットンをまぶたにしばらくのせ、メイクとなじませてから、押さえるようにして落とすと目元への負担を抑えられます。
また、眠っている間にも皮脂は分泌されているため、夜だけでなく朝のクレンジングもおすすめです。
泡で包み込む洗顔の方法
洗顔は、汗やあか、ほこりなどを落とすためのステップです。洗顔料をしっかり泡立て、泡で包み込むようにやさしく洗います。目元は泡をのせる程度にとどめ、指でこすらないようにしてください。すすぎは32〜34℃程度のぬるま湯で、泡が残らないよう丁寧に行います。洗顔後は、タオルで目元をこすらず、やさしく押さえるようにして水気をとることもポイントです。
目元の乾燥対策としての保湿の方法
目元は皮脂腺が少なく、顔のなかでも乾燥しやすい部分です。化粧水は顔全体になじませたあと、目元に少量ずつ重ねてうるおいを補います。一度にたっぷりつけるよりも、少量を数回に分けて重ねるほうが、目元になじませやすくなります。そのあとは美容液、乳液の順に重ね、うるおいを守ることを意識してください。
ケアで意識したい成分と角層への届け方
目元のケアで注目したいのが、ビタミン類とアミノ酸です。ビタミンC誘導体やビタミンE誘導体などのビタミン類は、ハリのある目元をサポートする美容成分として、さまざまなスキンケアアイテムに配合されています。また、アミノ酸は肌にもともと備わっているうるおい成分の一つで、うるおいを保つための土台となる成分です。
ただし、どのような成分を選ぶかと同じくらい大切なのが、その成分をどう届けるかという視点です。スキンケアアイテムをつけるときは、少量ずつ手のひらに取り、目元をやさしく包み込むようにハンドプレスして、角層までじっくりなじませることを意識してください。指で塗り広げようとすると、つい目元をこすってしまいがちなため、「のせて、包んで、なじませる」くらいの感覚がちょうどよい力加減です。
一年を通じた目元の紫外線対策
紫外線は季節や天候を問わず降り注いでいるため、目元の紫外線対策も一年を通じて続けることが大切です。日焼け止めは顔全体に塗るときに、目のキワや下まぶたまで忘れずに塗るようにしてください。目元は塗り残しやすく、汗や皮脂で落ちやすい部分でもあるため、外出が長くなる日はこまめな塗り直しも意識します。あわせて、サングラスや帽子、日傘などを活用すると、目元を紫外線から守りやすくなります。
クレンジングについて詳しくはこちらの記事もご覧ください
洗顔の正しいやり方について詳しくはこちらの記事もご覧ください
保湿の基本について詳しくはこちらの記事もご覧ください
変化を感じにくいときのセルフケアの見直し方
毎日ケアを続けているのに、なかなか変化を感じられない。そんなときは、新しいアイテムを足す前に、今のケアを一度点検してみることをおすすめします。
まず見直したいのが、ケアの順番・量・力加減です。アイテムを使う順番が合っているか、一度にたくさんつけすぎていないか、反対に少なすぎないかを確認してみてください。特に注意したいのが力加減です。丁寧にケアしているつもりでも、無意識のうちに目元をこすったり、引っ張ったりしていることは意外と少なくありません。鏡の前で、いつものお手入れの手の動きを確かめてみるのも一つの方法です。
次に、生活習慣を振り返ってみましょう。睡眠や体の冷え、目の使いすぎなど、すべてを一度に変えるのは難しくても、「寝る前のスマートフォンを少し早めに切り上げる」「湯船につかる日を増やす」など、整えやすいものから取り入れていくと続けやすくなります。
また、自分のクマのタイプを思い込みで決めていないかも確認したいポイントです。「寝不足だから青クマだろう」と考えていたものの、実は茶クマや黒クマの要素が強かったというケースもあります。あらためてセルフチェックを行い、今の状態を確かめてみてください。
肌の状態は、季節や体調、年齢によって少しずつ変わっていきます。以前は合っていたケアが今の肌には合わなくなっていることもあるため、同じケアを続けるのではなく、定期的に見直していくことが大切です。
とはいえ、自分の肌状態を客観的に判断するのは簡単ではありません。モイスティーヌのサロンでは、ライセンスをもったアドバイザーが肌の分析やライフスタイルの情報をもとに、一人ひとりの肌状態に合ったお手入れを提案しています。スキンチェックやカウンセリングを通じて、今の自分に合ったケアを見つけるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。
なお、クマに加えて体調面で気になる変化が続く場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
目元が乾燥しやすい理由と季節ごとのケアの変え方
目の下のクマをケアするうえで、見落とせないのが目元の乾燥です。目元のうるおいが不足すると、くすんだ印象になったり、ハリが感じられにくくなって影が目立ちやすくなったりすることがあります。ここでは、目元が乾燥しやすい理由と、季節に合わせたケアの変え方を紹介します。
目元が乾燥しやすい理由
目元が乾燥しやすい理由の一つは、皮膚の薄さです。目の下の皮膚は顔のほかの部位に比べて薄く、うるおいを保つ力が十分に発揮されにくいといわれています。さらに、目元は皮脂腺が少ないため、皮脂によってうるおいを守りにくい部分でもあります。
また、目元はまばたきや表情の変化によって、一日に何度も動く部分です。動きが多いぶん、乾燥によるダメージを受けやすいとされています。スキンケアのときに顔全体と同じ感覚でつけていると、目元はつける量が少なくなりがちな点も、乾燥しやすい理由の一つです。
季節ごとの目元ケアの変え方
目元の乾燥は冬だけの悩みと思われがちですが、実は季節ごとに乾燥につながる要因があります。季節に合わせてケアのポイントを少しずつ変えていくことが、一年を通じて目元のうるおいを守ることにつながります。
春は、寒暖差や季節の変わり目で肌がゆらぎやすい時期です。花粉の季節は目元がかゆくなりやすく、無意識にこすってしまうことも増えます。こすらないことを意識し、刺激の少ないシンプルな保湿ケアを心がけてください。紫外線も徐々に強くなるため、日焼け止めを目元まで塗る習慣もこの時期から意識したいポイントです。
夏は、汗や皮脂が増えるため、うるおいが足りているように感じやすい季節です。しかし、冷房の効いた室内に長時間いると、目元は思っている以上に乾燥しています。汗をふくときはタオルで押さえるようにし、保湿を省かないことが大切です。また、一年のなかでも紫外線が強い時期のため、日焼け止めのこまめな塗り直しやサングラスの活用も意識してください。
秋は、夏に浴びた紫外線や冷房による乾燥の影響が、目元のくすみやハリ不足として感じられやすい時期です。空気も少しずつ乾燥し始めるため、化粧水を少量ずつ重ねるなど、夏よりも保湿を丁寧に行うことを意識します。
冬は、空気の乾燥に加えて暖房の影響も受けやすく、目元の乾燥が特に気になる季節です。化粧水や美容液でうるおいを与えたあとは、乳液を顔全体になじませてから、乾燥しやすい目元にもう一度少量を重ねて、うるおいを守ることを意識してください。特に乾燥が気になる目の下や目尻は、指の腹で乳液をポイント的に重ね、手のひらでやさしく包み込むようになじませます。日中に乾燥を感じたときも、少量の乳液を指先にとり、目元に軽く押さえるように重ねるとうるおいを補いやすくなります。室内では加湿器を使って湿度を保つなど、環境を整えることもポイントです。
美容器を取り入れた目の下のクマのケアの考え方
目元はこすりたくない、でもしっかりケアしたい。目の下のクマが気になる方のなかには、そんなジレンマを感じている方も多いのではないでしょうか。手で行うケアは、丁寧にするほど目元に触れる回数が増え、力加減にも気を配る必要があります。そこで取り入れたいのが、肌に当てて使う美容器を活用したケアです。
マッサージモードとトリートメントモードの2つのアプローチ
モイスティーヌでは、美容器と専用化粧品を組み合わせたケアを提案しています。美容器「モイスティーヌⅣ」は複数の機能を備えた美容器で、スキンケアのステップに合わせて2つのモードを使い分けます。
まず化粧水のタイミングで使うのが、マッサージモードです。肌にあてるだけのやさしいケアで、肌本来のハリを支える力にアプローチしながら、うるおいを与えます。指で圧をかけるマッサージとは異なり、目元をこすったり引っ張ったりせずにケアできるため、目元のめぐりが気になる青クマや、ハリ不足による影が気になる黒クマのケアにも取り入れやすいのが特長です。
続いて美容液のタイミングで使うのが、トリートメントモード(イオントリートメント)です。イオン導入とは、微弱な電流の力を利用して、化粧品に含まれる美容成分を角層まで届けやすくするケア方法です。スキンケアのセクションで紹介したビタミン類やアミノ酸は、イオン導入のケアでもよく用いられる美容成分で、手で何度も押し込まなくても、美容器を当てることで角層までなじませやすくなります。
モイスティーヌⅣは、毎日のスキンケアに組み込んで使うことができます。
目元ケアにおすすめの美容液の組み合わせ
トリートメントモードで使う美容液には、アミノ酸を配合した「リファインセラム」と、ビタミンC誘導体を配合した「ホワイトセラム」を交互に使う方法がおすすめです。うるおいとハリの両面から、目元を含めた肌をケアすることができます。
また、よりシンプルなケアを続けたい方には、「ラミノスキンコンディショナー」もあります。毎日のスキンケアに美容器を気軽に取り入れたい方は、こちらもあわせて検討してみてください。
いずれの美容器も、目元に使うときは強く押し当てず、やさしく当てることを意識してください。自分の肌状態に合った使い方や化粧品の組み合わせは、サロンのアドバイザーに相談すると安心です。
よくあるご質問(FAQ)
- Q:しっかり寝ているのに目の下のクマが目立つのはなぜですか?
- A:目の下のクマは、寝不足だけが原因とは限りません。摩擦や紫外線による色素沈着で茶色く見える茶クマや、目の下のふくらみやくぼみによる影で黒っぽく見える黒クマは、睡眠とは別の要因で目立つことがあります。まずはセルフチェックで、自分のクマのタイプを確かめてみてください。
- Q:子どもの頃から目の下にクマがあるのは体質ですか?
- A:生まれつき目元の皮膚が薄い、骨格の影響で目の下に影ができやすい、目の下の脂肪のつき方によってふくらみが出やすいなど、体質的な要因が関係している可能性があります。体質的な要因がある場合も、こすらない・保湿を整える・紫外線対策を続けるといった、目元をいたわる習慣を大切にしてください。
- Q:男性にも目の下のクマはできますか?
- A:目の下のクマは、性別を問わず誰にでもできる可能性があります。目元の皮膚が薄いことや、睡眠不足・目の使いすぎ・摩擦・紫外線など、クマが目立ちやすくなる要因は男女で共通しているためです。日焼け止めや保湿を習慣にしていない場合は、まず目元までの紫外線対策と、こすらない洗顔から始めてみてください。
- Q:目の下のクマは体調の変化と関係がありますか?
- A:睡眠不足や疲れ、冷え、ストレスなどが重なると、目元のめぐりが滞り、クマが目立ちやすくなることがあるといわれています。生活習慣を整えることを意識しながら、様子を見てみてください。なお、クマに加えて体調面で気になる変化が続く場合は、自己判断せず医療機関にご相談ください。
- Q:目の下のクマのセルフケアはどのくらい続ければよいですか?
- A:肌は日々少しずつ生まれ変わっており、スキンケアによる変化もゆっくりと感じられるものです。数日で判断せず、毎日のケアとして無理なく続けることが大切です。また、肌の状態は季節や体調によって変わるため、季節の変わり目などに今のケアが合っているかを定期的に見直すこともおすすめです。
- Q:間違ったセルフケアがあれば知りたいです
- A:よかれと思って続けているケアが、目元の負担になっていることもあります。たとえば、指で強く押すマッサージや、クレンジング時に目元をこする習慣、パックを長時間のせたままにすること、保冷剤などで長時間冷やしすぎることなどです。目元のケアは、こすらない・強い圧をかけないことを基本にしてください。
まとめ:目の下のクマは種類を見極めて毎日のケアを重ねる
目の下のクマには、青クマ・茶クマ・黒クマ・赤クマの4種類と、それらが重なる複合型があります。クマは寝不足だけが原因とは限らず、めぐりの滞りや色素沈着、ハリの低下による影など、種類によって目立つ背景も、優先したいケアも異なります。まずはセルフチェックで自分のクマのタイプに見当をつけ、自分に合ったケアの方向性を知ることが大切です。
そして、どのタイプにも共通するのが、目元の皮膚は薄くデリケートだということです。クレンジングから保湿、紫外線対策まで、毎日のケアではこすらない・強い圧をかけないことを基本に、目元のうるおいとハリを守ることを意識してください。手で触れる回数を減らしながらしっかりケアしたいときは、美容器を使ったケアを取り入れるのも一つの方法です。
目元の状態は、季節や体調、年齢によって少しずつ変わっていきます。モイスティーヌは、一人ひとりの肌悩みに寄り添いながら、その時々の肌に合ったスキンケアを提案しています。サロンでは、ライセンスをもったアドバイザーが肌の分析やライフスタイルの情報をもとに、美容器と化粧品を組み合わせたお手入れの方法をご案内しています。
お近くでモイスティーヌを取り扱うサロンは、サロン検索ページからご確認いただけます。気になる方は、ぜひ一度カウンセリングを受けてみてください。
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