目の下のたるみの原因は?
クマとの違いと生活習慣の改善・美容器を使ったケア方法を解説

2026年10月19日 更新

目の下のたるみの原因は?クマとの違いと生活習慣の改善・美容器を使ったケア方法を解説

「最近、鏡を見るたびに目の下が気になる」「しっかり寝たはずなのに、なんだか疲れて見える」。そんなふうに感じることはありませんか?昨日は早めに布団に入ったのに、鏡の中の自分はなぜか徹夜明けのような顔……という経験がある方も多いのではないでしょうか。
目の下のたるみは、年齢を重ねるにつれて多くの方が気になり始める悩みのひとつです。一方で、たるみだと思っていたら実はクマだった、ということも少なくありません。目元は顔のなかでも皮膚が薄くデリケートな部位だからこそ、まずは原因を知り、自分の状態に合ったケアを選ぶことが大切です。
この記事では、目の下のたるみが起こる原因やクマとの違い、タイプ別の見分け方から、毎日のスキンケアや生活習慣で意識したいこと、美容器を取り入れたセルフケアの方法までをわかりやすく解説します。

目の下のたるみとは?クマやふくらみとの違い

「目の下が気になる」とひと口にいっても、その正体は人によってさまざまです。たるみなのか、クマなのか、ふくらみなのかによって、意識したいケアも変わってきます。まずは、それぞれがどのような状態を指すのかを整理しておきましょう。

目の下のたるみとは

目の下のたるみとは、目元の皮膚や、それを内側から支える筋肉・組織がゆるむことで、目の下の形そのものが変化した状態を指します。ポイントは、「色」ではなく「形」の変化であることです。
加齢などによって皮膚のハリや弾力が低下したり、支える力が弱まったりすると、目の下の皮膚が下がって段差ができやすくなります。この段差が、目元の印象を大きく左右するのです。

クマとの違い

一方、クマは主に「色」の変化として現れる状態です。代表的なものとして、次のようなタイプがあるといわれています。
青クマは、血行が滞りやすいことなどから、薄い皮膚を通して血管の色が透け、青っぽく見える状態です。寝不足や疲れがたまったときに目立ちやすい傾向があります。
茶クマは、目元をこする刺激や紫外線の影響などでメラニンが蓄積し、茶色っぽくくすんで見える状態です。
そしてもうひとつ、黒クマ(影クマ)と呼ばれるものがあります。これは色素によるものではなく、たるみによってできた段差の「影」が黒く見えている状態です。つまり、黒クマはたるみと深く関わっているといえます。コンシーラーを何度重ねてもなかなか隠れない……という場合、隠そうとしているのが色ではなく影だった、ということも少なくありません。

ふくらみとの違い

ふくらみは、目の下がぷっくりと前に出て見える状態です。眼球のまわりには「眼窩脂肪(がんかしぼう)」と呼ばれる脂肪があり、これを支える組織がゆるむと、脂肪が前に押し出されてふくらみとして目立ちやすくなります。
さらに、ふくらみのすぐ下にくぼみができると、凹凸による段差がより強調されます。たるみ・ふくらみ・くぼみは別々のものというより、互いに関わり合いながら目元の印象をつくっていると考えるとわかりやすいでしょう。

目元は変化が表れやすい部位

目元は、顔のなかでも皮膚が特に薄く、皮脂腺も少ない部位です。そのため乾燥しやすく、わずかな変化でも見た目に表れやすいという特徴があります。また、まばたきは1日に1万回以上ともいわれ、目元はつねに動き続けている場所でもあります。
こうした変化によって「疲れて見える」「実年齢より上に見られる」といった印象につながりやすいことが、目の下のたるみが多くの方の悩みとして挙げられる理由のひとつです。だからこそ、まずは「なぜたるむのか」を知ることが、自分に合ったケアを見つける第一歩になります。

目の下のクマについて詳しくはこちらの記事もご覧ください

目の下のたるみが起こる主な原因

目の下のたるみは、ひとつの原因だけで起こるものではありません。肌そのものの変化、目のまわりの筋肉の変化、それらを支える組織の変化、そして日々の生活習慣。こうした複数の要因が少しずつ重なり合って、目元の印象に表れてくると考えられています。ここでは4つの視点から、たるみが起こる原因を見ていきましょう。

肌の変化:ハリ・弾力の低下と乾燥

肌のハリや弾力を支えているのが、皮膚の内側にあるコラーゲンやエラスチンです。これらは年齢を重ねるとともに減少していくといわれており、紫外線ダメージの蓄積も影響すると考えられています。支えが少なくなった皮膚はゆるみやすくなり、なかでも皮膚の薄い目の下は、その変化が表れやすい部位です。
また、目元は皮脂腺が少ないため、ほかの部位に比べて乾燥しやすいという特徴もあります。うるおいが不足した肌はハリが感じられにくくなり、小じわや目元のしぼんだ印象にもつながりやすくなります。「乾燥くらい」と軽く考えがちですが、目元にとっては見逃せないポイントです。

筋肉の変化:眼輪筋の衰え

目のまわりには、目をぐるりと囲むように「眼輪筋(がんりんきん)」という筋肉があります。この眼輪筋は、まばたきをしたり目を閉じたりするときに働くと同時に、目の下の皮膚や脂肪を支える役割も担っているといわれています。
眼輪筋は、加齢や使う機会の減少によって衰えやすいとされています。支える力が弱まると、皮膚や脂肪が下がりやすくなり、たるみとして目立ちやすくなるのです。

支える組織の変化:眼窩脂肪や骨格の変化

前の章で触れた「眼窩脂肪」は、本来、靭帯などの組織によって所定の位置に支えられています。ところが、年齢とともにこうした支える組織がゆるむと、脂肪が前に押し出され、目の下のふくらみとして目立ちやすくなると考えられています。
さらに、加齢に伴って目のまわりの骨や支持組織も変化し、目の下に段差ができやすくなるという指摘もあります。肌表面のケアだけでは変化を感じにくい場合があるのは、こうした内側の変化も関係しているためです。

生活習慣の積み重ね

毎日の過ごし方も、目元のコンディションに影響します。睡眠不足や生活リズムの乱れ、長時間のスマートフォンやパソコン作業、栄養の偏り、喫煙など、ひとつひとつは小さなことでも、毎日の積み重ねが目元に表れてくると考えられています。具体的に見直したい習慣は、のちほど「NG習慣」の章でご紹介します。

20代・30代でも目の下がたるむ理由

「まだ若いのに、目の下がたるんで見える」と悩む方も少なくありません。眼窩脂肪の量や骨格の形には生まれつきの個人差があり、20〜30代でもふくらみや段差が目立つケースがあります。そこに目の酷使や睡眠不足、目元をこするクセなどが重なると、早い段階から変化を感じることもあります。年齢に関係なく、早めに目元をいたわる習慣を持つことが大切です。

乾燥肌の原因について詳しくはこちらの記事もご覧ください

目の下のたるみをタイプ別に見分ける方法

目の下のたるみの表れ方は人それぞれです。自分がどのタイプに近いかを知っておくと、ケアで何を優先すればよいかが見えてきます。なお、ここでご紹介する内容はあくまでセルフチェックの目安です。気になる場合は、専門家に相談することもおすすめします。

まずは鏡の前でセルフチェック

セルフチェック

自然光の入る明るい場所で手鏡を使い、まずは正面を向いた状態と、顔を少し上に向けた状態で目の下を見比べてみましょう。上を向いたときに影が薄くなる場合は、色ではなく段差による影、つまりたるみが関わっている可能性があります。ちなみに、自撮りのときについ上からの角度を選んでしまう方は、無意識のうちにこの影を避けているのかもしれません。
次に、朝起きたときと夕方とで、目の下の見え方に違いがあるかも確認してみてください。時間帯や日によって見え方が大きく変わる場合は、むくみが影響していることも考えられます。
なお、チェックの際に目元を指で引っ張ったり、強く押したりするのは控えましょう。目元の皮膚は薄くデリケートなため、見るだけで十分です。

ハリ不足タイプ

目の下全体がしぼんだように見え、小じわや乾燥が目立つタイプです。目立ったふくらみはないものの、なんとなく元気のない印象に見えやすいのが特徴です。主に肌のハリや弾力、うるおいの低下が関わっていると考えられます。
このタイプは、保湿を中心とした毎日のスキンケアを見直すことで、目元の変化を感じやすい傾向があります。

ふくらみタイプ

目の下に袋状のふくらみがあり、ふくらみと頬の境目に影ができているタイプです。正面からよりも、横から見たときにふくらみがわかりやすいこともあります。眼窩脂肪が前に押し出されていることが主な要因と考えられています。

くぼみタイプ

目の下がへこんで段差ができ、影になって見えるタイプです。黒クマ(影クマ)として見えていることも多く、疲れた印象や、寝不足のように見られやすいのが特徴です。

むくみによる一時的な変化

朝は目の下が腫れぼったいのに、夕方にはすっきりしているなど、時間帯や日によって見え方が変わる場合は、むくみが影響している可能性があります。むくみは一時的なものですが、繰り返す場合は睡眠や食事など、生活習慣を振り返るきっかけにしてみましょう。

混在タイプ

実際には、ひとつのタイプにぴったり当てはまるよりも、いくつかの特徴が組み合わさっているケースが多いものです。たとえば、ふくらみの下にくぼみがあり、さらに目元の乾燥も気になる、といった具合です。複数の特徴が当てはまる場合は、無理にひとつに決めなくても大丈夫です。気になる特徴から順番にケアを考えていきましょう。

セルフケアで変化を感じやすい段階・感じにくい段階

正直にお伝えすると、目の下のたるみには、セルフケアで変化を感じやすい段階と、感じにくい段階があります。乾燥やハリ不足が主な要因の場合は、毎日のスキンケアや生活習慣を整えることで、目元の印象の変化を感じやすい傾向があります。一方、ふくらみや骨格による段差がはっきりしている場合は、スキンケアだけで見た目を大きく変えるのは難しいこともあります。
それでも、うるおいとハリを保つケアや、目元に負担をかけない習慣は、どのタイプにとっても大切な土台です。次の章からは、まず避けたいNG習慣、そして毎日のスキンケアで意識したいポイントをご紹介していきます。

目の下のたるみにつながりやすいNG習慣

目元のためにと思って続けているケアや、何気ない毎日のクセが、実は目元に負担をかけていることもあります。キーワードは「摩擦」と「圧」。目元の皮膚はとても薄くデリケートなため、小さな刺激でも積み重なると負担になりやすいのです。ここでは、見直したい習慣とその理由をご紹介します。

強くもみ込むマッサージ

目の下のたるみが気になると、指でぐいぐいとマッサージしたくなるかもしれません。痛いくらいのほうが効いている気がする……という方もいるのではないでしょうか。ですが、目元の皮膚は薄いため、強くもみ込んだり、引っ張ったりする刺激はかえって負担になりやすいと考えられています。
インターネットやSNSではさまざまな目元マッサージが紹介されていますが、力任せのマッサージは避けるのが安心です。目元をいたわりたいときほど、「触れるならやさしく」を心がけましょう。

クレンジングでこする

毎日のクレンジングは、目元の摩擦が起こりやすい場面です。落ちにくいアイメイクをしっかり落とそうとして、指やコットンで何度もこすってしまうと、その摩擦が日々積み重なってしまいます。
クレンジングは、メイクとしっかりなじませて浮かせることが大切です。力でこすり落とすのではなく、なじませる時間を味方につけるイメージで、目元はとくにやさしく扱いましょう。

目をこする・引っ張るクセ

花粉の季節や目が疲れたとき、ついゴシゴシと目をこすってしまうことはありませんか?かゆいときにこすりたくなる気持ちはよくわかりますが、こうした刺激も目元への負担になります。
また、コンタクトレンズの着脱やアイラインを引くときに、目元の皮膚を指で引っ張るクセがある方も多いものです。毎日の何気ない動作だからこそ、意識して力を抜くことを心がけてみてください。

目元の紫外線対策を怠る

日焼け止めを塗るとき、目のまわりは塗りにくさから、つい避けてしまいがちな場所です。しかし、紫外線ダメージの蓄積は肌のハリの低下につながるといわれています。紫外線は一年を通して降り注いでいるため、皮膚の薄い目元こそ、季節を問わず対策することが大切です。

長時間のスマートフォン・パソコン作業

画面に集中しているとまばたきの回数が減り、目のまわりの筋肉を動かす機会も少なくなりがちです。また、目の疲れから目元をこする回数が増えることもあります。「あと1本だけ」と動画を見続けて、気づけば日付が変わっていた……という夜が続いているなら、目元も少しお疲れ気味かもしれません。作業の合間にはゆっくりまばたきをして目を休め、夜は少し早めに休む日をつくるなど、睡眠時間も意識してみましょう。

クレンジングについて詳しくはこちらの記事もご覧ください

紫外線対策の基本について詳しくはこちらの記事もご覧ください

目の下のたるみが気になるときのスキンケアの基本

ここからは、毎日のスキンケアで意識したいポイントを、洗顔・保湿・紫外線対策・乾燥対策の流れに沿ってご紹介します。すべてに共通する基準は「やさしく、こすらない」。ここまで何度も登場して、そろそろ耳にタコかもしれませんが、それだけ目元にとって大切なことなのです。

洗顔:泡をクッションにしてやさしく洗う

洗顔は、たっぷりの泡で肌を包み込むように洗うのが基本です。手が直接肌に触れないよう、泡をクッションにして転がすようなイメージで洗いましょう。目元は特に皮膚が薄いため、ほかの部位よりもさらに力を抜いて、泡をのせる程度で十分です。
すすぎのお湯は、32〜34℃くらいのぬるま湯がおすすめです。熱すぎるお湯は肌のうるおいまで奪いやすく、乾燥の原因になります。すすいだあとは、清潔なタオルを肌にそっと押し当てるようにして水分を吸い取りましょう。タオルでゴシゴシ拭くのは、ここでもNGです。

保湿:化粧水・美容液・乳液でうるおいを重ねる

保湿イメージ

洗顔後の肌は乾燥しやすいため、できるだけ早めに保湿を行いましょう。化粧水で肌にうるおいを与え、美容液でうるおいを重ね、最後に乳液で水分が逃げないようにふたをする。この流れが保湿の基本です。
目元になじませるときは、力の入りにくい薬指の腹を使うのがおすすめです。のばすのではなく、トントンと軽く置くようになじませると、摩擦を抑えながらケアができます。手のひら全体で顔を包み込み、じんわりとなじませるのもよいでしょう。
また、目元が特に気になるときは、顔全体のスキンケアを終えたあと、目元に美容液を少量ずつ重ねるのもひとつの方法です。一度にたくさんつけるよりも、少量を丁寧になじませるほうが、目元にはやさしいケアになります。

紫外線対策:目元まで忘れずに

日焼け止めは、目のまわりまで塗り忘れのないようにしましょう。目のきわは塗りにくい場所ですが、指の腹で少量ずつ、やさしく置くようになじませるのがポイントです。
さらに、サングラスやつばの広い帽子、日傘などを併用すると、目元を紫外線から守りやすくなります。汗や皮脂で日焼け止めが落ちやすい季節は、こまめな塗り直しも心がけましょう。

乾燥対策:環境に合わせて保湿を調整する

目元は皮脂腺が少なく、顔のなかでも特に乾燥しやすい部位です。顔全体と同じケアをしているつもりでも、目元だけうるおいが足りていない、ということも少なくありません。
エアコンの効いた室内で長時間過ごす日や季節の変わり目など、「今日はなんだか目元がカサつく」と感じたら、目元にも化粧水をもう一度重ねる、日中に保湿を足すなど、量や回数を調整してみましょう。オフィスでは加湿器を使ったり、エアコンの風が直接顔に当たらない位置を選んだりするのもおすすめです。

即効性よりも、続けやすさを大切に

目元のケアは、一度で劇的な変化を求めるよりも、毎日続けることが何より大切です。忙しい日でも無理なく続けられる方法を選び、少しずつ習慣にしていきましょう。

洗顔の正しいやり方について詳しくはこちらの記事もご覧ください

保湿の基本について詳しくはこちらの記事もご覧ください

紫外線対策の基本について詳しくはこちらの記事もご覧ください

目の下のたるみケアで意識したいこと

スキンケアアイテムを選ぶとき、パッケージに並ぶたくさんの成分名を前に「結局どれを選べばいいの?」と迷ってしまうことはありませんか?ここでは、目元のケアで着目したい成分を、ビタミン類とアミノ酸を軸にご紹介します。あわせて、成分選びと同じくらい大切な「届け方」の視点についてもお伝えします。

ビタミン類:ハリのある肌印象を目指すケアに

ビタミンCは、ハリのある肌印象を目指すスキンケアで着目されることが多い成分です。そのままでは壊れやすいため、化粧品には「リン酸アスコルビルMg」などの「ビタミンC誘導体」として配合されるのが一般的です。また、ビタミンE誘導体(トコフェリルリン酸など)も、紫外線などによる酸化に備える成分として、ビタミンCとあわせて配合されることの多い成分です。

アミノ酸:肌のうるおいを支える身近な成分

モイスティーヌが特に大切にしているのが、アミノ酸です。
肌の角層には、もともと「天然保湿因子(NMF)」と呼ばれるうるおい成分が存在しており、その主な成分がアミノ酸だといわれています。つまりアミノ酸は、肌がうるおいを保つために本来持っている、とても身近な成分なのです。乾燥しやすい目元のコンディションを整えるうえで、肌になじみのよいアミノ酸を補うことは、理にかなったアプローチといえます。
さらに、アミノ酸にはイオン化しやすいという性質もあります。この性質が、次の章でご紹介する美容器を使ったケアとも深く関わってきます。

保湿成分:ヒアルロン酸やセラミドで、うるおいを守る

ビタミン類やアミノ酸に加えて、水分を抱え込むヒアルロン酸や、角層で水分をはさみ込むセラミドなどの保湿成分も、乾燥しやすい目元の心強い味方です。乾燥が気になる季節は、こうした成分を意識して選ぶのもよいでしょう。

「何を選ぶか」と同じくらい大切な「届けること」

成分選びに目が向きがちですが、実はもうひとつ大切な視点があります。それは、選んだ成分を「どう届けるか」です。
肌の表面にある角層は、ラップ1枚ほどの薄さといわれていますが、外からの刺激や乾燥から肌を守るために、しっかりとうるおいを守る力を備えています。そのため、スキンケアの成分は肌の表面にとどまりやすいという側面もあるのです。せっかくこだわって選んだ成分も、肌の表面で足踏みしていては、もったいないと感じませんか?
だからこそ、目元のケアでは「よい成分を選ぶこと」と「角層までなじませること」の両方を意識することが大切です。では、こすらずに、角層まで届けるにはどうすればよいのでしょうか。その方法のひとつが、次の章でご紹介する美容器を使ったケアです。

目の下のたるみのセルフケアに美容器を取り入れる方法

目元のケアで大切な「角層までなじませること」を手助けしてくれるのが、イオン導入の機能を持つ美容器です。
美容器と聞くと「使い方が難しそう」「毎日続けられるかな」と身構えてしまう方もいるかもしれません。ですが、モイスティーヌの美容器は肌にあてて使うシンプルなケア。手でこすらずにケアできるので、摩擦を避けたい目元とも相性がよいのが特長です。

イオン導入とは

イオン導入とは、微弱な電流を利用して行うスキンケア方法です。プラスとマイナスの電気が反発し合う性質を利用して、肌の表面にとどまりやすい成分を、角層へとなじませていきます。
ここでポイントになるのが、イオン導入ではイオン化された成分でなければ働きかけにくいという点です。つまり、美容器だけ、化粧品だけではなく、両者を組み合わせて使うことが前提になります。前の章でご紹介したアミノ酸が「イオン化しやすい」性質を持つことが、ここでつながってきます。
モイスティーヌでは、美容器と専用化粧品を組み合わせたケアを「モイストシナジー」と呼んでいます。ホーマーイオン研究所が開発した、美容器と化粧品の組み合わせです。

モイスティーヌの美容器を使った目元ケアの流れ

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ここでは、美容器「モイスティーヌⅣ」を使ったスキンケアの流れをご紹介します。モイスティーヌⅣは、イオントリートメントをはじめとする複数の機能を持つ美容器で、毎日のスキンケアに取り入れることができます。
STEP1 落とす
まずは、メイクや汚れを落として、次のケアがなじみやすい肌に整えます。クレンジングでメイクや皮脂をなじませて浮かせ、洗顔で汗やほこりをやさしく洗い流しましょう。モイスティーヌでは、クレンジングに「クレンジングセラム」、洗顔に「ヒドラソープ」をご用意しています。目元は特に、こすらずやさしくが基本です。
STEP2 うるおいを与える
化粧水「バランシングローション」をなじませたら、モイスティーヌⅣのマッサージモードを使います。肌にあてるだけのやさしいケアで、肌本来のハリを支える力にアプローチしながら、うるおいを与えます。
STEP3 美容液を届ける
続いて美容液をなじませ、モイスティーヌⅣのトリートメントモード(イオントリートメント)で、美容成分を角層まで届けます。目元のハリが気になる方には、アミノ酸を配合した「リファインセラム」と、ビタミンC誘導体を配合した「ホワイトセラム」を交互に使うケアがおすすめです。目元は、美容液を少量ずつ丁寧になじませてからケアしましょう。
STEP4 うるおいを保つ
最後に乳液でうるおいを閉じ込め、乾燥しやすい目元を守ります。
なお、20代・30代で「まずはシンプルなケアから始めたい」という方には、「ラミノスキンコンディショナー」もおすすめです。ラミノシリーズの化粧品と組み合わせて、手軽に美容器のある習慣を取り入れることができます。

まずはサロンで、自分の肌の状態を知ることから

目の下のたるみのタイプがひとつではないように、肌の状態も一人ひとり異なります。「自分に合うケアがわからない」「どの美容液を選べばいいか迷う」という方は、まずサロンで今の肌の状態を確認してみるのがおすすめです。
モイスティーヌを取り扱うサロンでは、ライセンスをもったアドバイザーが肌の分析やライフスタイルの情報をもとに、スキンチェックとカウンセリングを行います。実際に美容器を体験しながら、自分の肌に合ったケアの方法を相談できるのも、サロンならではの魅力です。

イオン導入について詳しくはこちらの記事もご覧ください

美顔器の正しい使い方について詳しくはこちらの記事もご覧ください

目の下のたるみを意識した朝と夜の目元ケア

「目元のケアが大切なのはわかったけれど、結局いつ、何をすればいいの?」と感じた方もいるかもしれません。目元のケアは、朝と夜で目的を分けて考えるとぐっと取り入れやすくなります。朝は「これから始まる一日に備える」時間、夜は「一日の負担をいたわる」時間。それぞれで意識したいポイントをご紹介します。

朝のケア:乾燥と紫外線に備える

朝は、日中の乾燥や紫外線から目元を守るための準備の時間です。とはいえ、朝は一分一秒を争う時間帯。目元ケアにかける時間がない……という方も多いのではないでしょうか。
忙しい朝は、化粧水・美容液・乳液の基本のケアを、目元にやさしくなじませることを意識しましょう。手早くすませたい朝こそ、こすらないことを忘れずに。
朝のケアで特に意識したいのは、うるおいを与えたあとの「守り」です。乳液で目元のうるおいをしっかり保ったら、日焼け止めを目のきわまで丁寧に。乳液が肌になじむのを少し待ってから日焼け止めを重ねると、ムラになりにくくなります。モイスティーヌでは、「プロテクトUV」「UVヴェール」といったUVケアアイテムもご用意しています。
メイクをするときも、アイシャドウやコンシーラーを指でこすりつけるのではなく、軽くたたくようにのせるのがポイントです。

夜のケア:一日の負担をいたわる

夜は、乾燥や紫外線、メイク、パソコンやスマートフォンによる目の疲れなど、一日の負担を受けた目元をいたわる時間です。モイスティーヌの美容器を使ったケアも、夜のスキンケアで取り入れるのが基本です。
クレンジングでメイクをなじませてこすらずに落としたら、前の章でご紹介したSTEPに沿って、モイスティーヌⅣでゆっくりとケアしましょう。一日がんばった目元に「おつかれさま」と声をかけるような気持ちで、ゆったりと向き合うのがおすすめです。
なお、美容器を使ったケアは1日1回です。夜のスキンケアで取り入れるのが基本ですが、「朝のほうが時間をとりやすい」という方は、朝に取り入れても大丈夫です。朝も夜も、すべてを完璧にこなす必要はありません。サロンでは、ライフスタイルに合わせたケアの取り入れ方も相談できるので、自分の生活リズムに合う方法を見つけてみてください。

眠る前のひと工夫も大切に

夜の目元ケア

スキンケアのあとは、蒸しタオルなどで目元を温めるのもおすすめです。リラックスした気持ちで眠りにつきやすくなるので、目元の疲れを感じた日のごほうびケアとして取り入れてみてはいかがでしょうか。

目の下のたるみと食事・栄養の関係

目元のケアというと、スキンケアに目が向きがちですが、肌は毎日の食事からとる栄養によってつくられています。外側からのケアに加えて、内側からの土台づくりを意識することも大切です。ここでは、日々の食事で意識したい栄養素と、その取り入れ方をご紹介します。
なお、特定の食品を食べれば目の下のたるみが変わる、というものではありません。あくまで健やかな肌を保つための体づくりの土台として、無理のない範囲で取り入れてみてください。

たんぱく質:肌をつくる材料

肌のハリを支えるコラーゲンやエラスチンは、たんぱく質の一種です。体の中でこれらがつくられるためには、材料となるたんぱく質を食事からしっかりとることが欠かせません。
肉や魚、卵、大豆製品、乳製品などに多く含まれています。忙しい朝はついパンとコーヒーだけで済ませてしまいがちですが、ゆで卵やヨーグルトを1品添えるだけでも、たんぱく質を補いやすくなります。

ビタミンC:コラーゲンづくりを支える栄養素

ビタミンCは、体の中でコラーゲンがつくられる過程に関わる栄養素のひとつといわれています。
ビタミンCといえばレモンを思い浮かべる方も多いかもしれませんが、レモンを丸かじりするのはなかなか大変です。パプリカやブロッコリー、キウイ、いちごなど、普段の食事に取り入れやすい食材にも豊富に含まれています。ビタミンCは水に溶けやすく体にためておけない性質があるため、一度にまとめてではなく、毎食こまめにとるのがおすすめです。

ビタミンE:健やかな肌を保つ栄養素

ビタミンEは、体の酸化に備える栄養素として知られています。ナッツ類やアボカド、かぼちゃ、植物油などに多く含まれています。ビタミンCとあわせてとることで、互いの働きを支え合うといわれています。間食をナッツに変えてみるなど、気軽なところから始めてみましょう。

塩分のとりすぎとむくみに注意

目元のむくみの一因といわれているのが、塩分のとりすぎです。塩分を多くとると体は水分をため込みやすくなり、それが目元のむくみとして表れることがあります。外食や加工食品、麺類のスープなどは塩分が多くなりやすいため、意識して控えめにしてみましょう。バナナやほうれん草、海藻類などに含まれるカリウムは、余分な塩分を体の外に出すのを助ける働きがあるといわれています。

バランスのよい食事を続けることが大切

どれかひとつの栄養素にこだわるよりも、主食・主菜・副菜をそろえたバランスのよい食事を続けることが大切です。「今日は野菜を一品多めに」など、小さな工夫から始めてみてください。

よくあるご質問(FAQ)

Q:目の下のたるみは何歳から気になり始めますか?
A:個人差はありますが、肌のハリや弾力の変化を感じやすくなる30代ごろから気になり始める方が多いといわれています。ただし、骨格や生活習慣によっては20代で気になる方も少なくありません。年齢にかかわらず、目元をこすらない習慣と保湿を意識した毎日のケアを心がけることが大切です。
Q:目の下のたるみは遺伝することがありますか?
A:目の下のたるみそのものが遺伝するというよりも、眼窩脂肪の量や骨格の形といった生まれつきの特徴が、家族と似ることがあると考えられています。ただし、目元の印象は紫外線や乾燥、生活習慣などの影響も受けます。生まれつきの特徴があっても、日々のケアを継続していくことが大切です。
Q:目の下のたるみにマッサージは効果がありますか?
A:目元の皮膚はとても薄いため、指で強くもみ込んだり引っ張ったりするマッサージは、かえって負担になりやすいと考えられています。目元をケアしたいときは、手でこすらずやさしく触れることが基本です。美容器を取り入れれば、肌にあてるだけのケアで、摩擦を抑えながら目元をいたわることができます。
Q:目の下のたるみは睡眠不足でも起こりますか?
A:睡眠不足は、目元のむくみや疲れた印象として表れやすいといわれています。一時的な変化であることも多いですが、睡眠不足や不規則な生活が続くと、目元のコンディションにも影響しやすくなります。毎日の睡眠時間を少しずつ整えることも、目元をいたわるケアのひとつです。
Q:目の下のたるみは自分でケアできますか?
A:乾燥やハリ不足が主な要因の場合は、保湿を中心としたスキンケアや生活習慣を整えることで、目元の印象の変化を感じやすい傾向があります。一方、ふくらみや骨格による段差がはっきりしている場合は、セルフケアだけで大きく変えるのは難しいこともあります。気になる場合は、専門家に相談してみるのもひとつの方法です。

まとめ:目の下のたるみは原因に合ったケアから

目の下のたるみは、色の変化であるクマとは異なり、目元の「形」の変化です。その原因はひとつではなく、肌のハリの低下や乾燥、筋肉や支える組織の変化、そして毎日の生活習慣が少しずつ重なり合っています。
だからこそ、まずは鏡の前で自分の目元がどのタイプに近いのかを知ることが、自分に合ったケアを見つける第一歩です。そして、どのタイプにも共通して大切なのが、目元を「こすらない」こと。クレンジングや洗顔、保湿、紫外線対策といった毎日のケアを、やさしく丁寧に続けていくことが、目元をいたわる土台になります。
さらに一歩進んだケアを取り入れたい方は、美容器を使ったイオン導入ケアもおすすめです。肌にあてるだけのケアで、こすらずに毎日のスキンケアに取り入れられるので、デリケートな目元とも相性のよい方法です。

モイスティーヌは、一人ひとりの肌悩みに寄り添い、その人に合ったスキンケアをご提案することを大切にしています。サロンでは、ライセンスをもったアドバイザーが肌の分析やライフスタイルの情報をもとに、スキンチェックとカウンセリングを行い、あなたにぴったりのケアを一緒に考えます。「私の目元、たるみ?クマ?それとも寝不足?」と鏡の前で首をかしげている方こそ、一度プロの目で確かめてもらうと、きっと気持ちがすっきりするはずです。
お近くでモイスティーヌを取り扱うサロンは、サロン検索ページからご確認いただけます。気になる方は、ぜひ一度カウンセリングを受けてみてください。

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味埜 沙織

マーケティング ディレクター​

日本エステティック協会 認定エステティシャン取得/CIDESCOビューティセラピーディプロマ取得/CIDESCOアロマセラピーディプロマ取得。​
販売・インストラクターを経て商品企画・販促企画に従事。​
現在はスキンケアブランド「モイスティーヌ」のマーケティングを統括。​
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味埜 沙織